カラオケ上達実践バイブル

歌のコトバ、一小節に大きなヒントが

最近、カラオケの練習でナツミが心がけていることのひとつとして、

 

「モト歌のメロディに捉われないように歌おう」という目標があります。

 

 

みなさまご存知のとおり、歌とは、メロディに言葉を乗せて成り立っています。

 

そして、楽譜をご覧になればわかると思いますが、

 

たいていは、言葉の一音節ごとに音符が割り当てられています。

 

 

たとえば童謡の「ちょうちょう」

 

 ちょ・う・ちょう
 ちょ・う・ちょう
 な・の・は・に・と・ま・れ

 

この歌詞はそのまま、

 

 ソ・ミ・ミ
 ファ・レ・レ
 ド・レ・ミ・ファ・ソ・ソ・ソ

 

という音符にそれぞれひとつの音節が割り当たっていますよね。

 

なので、音符に忠実に歌えば、まるで木琴を叩いているかのように

 

正確なメロディで歌うことができます。

 

 

なのですが・・・。

 

実はナツミ、このルールを崩して歌いたいな〜と思っているのです。

 

確かにメロディ重視ならば、正確なリズム・メロディで歌うことが良しとされます。

 

でも、、歌って、「歌詞」という意味のあるコトバが乗っているものですよね。

 

そしてこの歌詞にこそ、歌いたい・伝えたいという想いが込められているはず。

 

 

なので、メロディではなくコトバ重視で歌ったほうが、

 

聴き手の胸にはす〜っと入っていきやすいんじゃないかな、と思ってるのです。

 

 

たとえば、、「ちょうちょう」は歌詞が簡単すぎて逆に難しいので(笑)、

 

最近ナツミがこの手法を練習している曲、さだまさしさんの「秋桜」の歌い出し。

 

 

 薄紅のコスモスが秋の日の 何気ない陽だまりに揺れている

 

 

コスモスが揺れているんです。

 

 

もちろん、上の文章を見ればすぐわかるはずのことですが、

 

これがこれが、いざ歌っているときにはなかなか気がつきません。

 

「コスモスが」と「揺れている」まで間にブレス時間などがありますので、

 

意識していないと、一文として繋がった意味で歌えなかったりするのです。

 

 

あと、、どうやらこの日は晴れのようですね。

 

しかも日中のようです。

 

何時くらいでしょうか?

 

まだ残暑が残っている時期でしょうか?

 

それともやや涼しい風を感じ始めた時期でしょうか?

 

 

歌詞って案外、印象深い部分意外は頭に入っていないもの。

 

「秋桜」が、嫁入り前の女性がお母さんへの感謝の気持ちを綴った歌だというのは、

 

多くの人がご存知かと思います。

 

でも、こういった細部の場面のイメージまで浮かべて歌っている方は少ないのでは。

 

 

ナツミが過去にカラオケ大会で審査員の先生から聞いた言葉。

 

「歌は語るように歌え、芝居は歌うように演じろ」

 

 

言葉を大切に、想いを大切に、世界を大切に。

 

そして言葉・想い・世界を聴き手に「伝える」ことを前提とした場合、

 

あまりに音符に言葉を正確に乗せて歌っていると、単調な音の羅列に終わっちゃいます。

 

 

そういう意味でも、あまりメロディに捉われないほうがよいのかなと思います。

 

 

この歌の一小節は、「コスモスが揺れている」と言っているのです。

 

なので、「コスモスが」の部分の発音をやや強調して、溜めて歌う。

 

少々リズムが遅れるくらいでもOKかと。

 

そして同様に「揺れている」もやや強く。

 

最後は述語止めなので「ている」の部分はだんだん弱くなったほうがいいですね。

 

 

伝えたい言葉が明確になってくると、歌の表現方法も明確になるのです。

 

 

・・・な〜んてことに最近気がついて、今になって意識して練習しているナツミ。

 

以前は何も考えずに、均等に同じ強さの音で歌っていた気がします。

 

 

「うすべにのこすもすがあきのひのーなにげないひだまりにゆれているー」

 

みたいに(笑)。

 

 

特に「ゆれているー」のように、語尾をだらしなく伸ばすのはダメですね。。

 

この一小節は、これから語りたい想いに対する前フリなので、

 

余韻を残すようにふっと響いて消えるように語尾を終えるべきですね。

 

「ゆれているぅっ」って感じですかね。

 

 

というように、歌詞をじっくり分析していると、歌い方のヒントが見えてきます。

 

あなたも、ご自身の得意曲、歌詞を一度見直してみてはいかがでしょう?

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