カラオケ上達実践バイブル

同じ歌を一年・・・

今日はまず読者さんのおたよりを一通紹介します。

 

 

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いつもカラオケ上達法を楽しく読ませていただきありがとうございます。
私は70才からカラオケをはじめ7年半になります。
もともとが手遅れなので、カラオケの先生に指導してもらっています。
1月に1回くらい舞台に立って3人の先生が、採点していますが、
何度歌っても音程が悪い、感情移入が足りない、こぶしが足りないなどと書いてあり、
同じ歌を1年は歌った方が良いといわれます。
レッスンのときは別の先生でこれでいい様に思うとも言われます。
みんな歌詞は見ないので先日は言葉に詰まり失格になりました。
歌詞を正確に覚える秘訣があれば教えてください。よろしく。

 

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70才からカラオケ・・・というのが素敵ですね。

 

歌うという趣味は年齢に関係なく、いつからでも楽しめるという点も魅力ですよね。

 

これからもナツミと一緒に、楽しく歌っていきましょうね。

 

 

さてさて、このお便りの質問は「歌詞を正確に覚える秘訣」。

 

これについては実はナツミ、先週の地点でブログにその「秘訣」を回答しました。

 

http://blog.enjoysing.com/?eid=1056504

 

なので、「歌詞を正確に覚える秘訣」については上のブログをご確認ください♪

 

 

今日はこのお便りから、もうひとつ大事なテーマについてお話したいと思います。

 

 

それは「同じ歌を1年は歌った方が良い」という言葉です。

 

おそらくこれはカラオケの先生の言葉なのでしょうが、ナツミもこれには大賛成♪

 

 

同じ歌を1年間歌い続ける。

 

これ、簡単なようで実はかな〜り根気の必要なこと。

 

そしてさらに言うと、実はこれ、カラオケ上達の大きな近道であったりもするのです。

 

 

さて、同じ歌を1年間じっくり練習し続けるとどういう効果があるのでしょう。

 

まず、、少なくとも歌詞を忘れるようなことはなくなると思います。

 

しっかり練習を続けていたならば、無意識に言葉がすらすら出てくるはず。

 

さらに、その歌詞の言葉はきっと、自分なりの感情を乗せて表現できているはず。

 

この状態をたとえるならば、

 

台本をしっかり覚えた俳優さんが役になり切って台詞を口にする、そういう状態です。

 

 

逆に、画面を見ながら歌詞の文字を追って歌っているという状態は、

 

俳優さんが台本を持って台詞の文章を朗読しながら演じているようなもの。

 

・・・これでは物語の世界を表現することができませんよね?

 

 

言うならば「歌は演技」。

 

演技を体に身につけるには、同じ練習を何度も繰り返すというのが効果的。

 

それと同様、同じ歌を歌い続けることで、歌の世界を体に染み込ませていくわけです。

 

 

何もこれは、歌詞の表現力についてだけのお話ではありません。

 

楽曲の伴奏やリズム、さらに楽器の細かい音色といった聴覚的イメージもまた、

 

同じ歌を何度も歌い続けていくことで、より注意力を持って感じることができるのです。

 

 

そもそも、新しい歌を覚えるにあたって一番最初に気に留めることと言えば、

 

歌詞を正しく歌うことと音程を正しく取ること、という2点。

 

なので、この2点に意識が傾いている地点では、

 

楽曲構成などといった細かい部分については、なかなか注意が届きにくいもの。

 

 

しかし、同じ歌をじっくり練習して歌詞や音程がしっかり身についたならば、

 

その地点ではじめて、楽曲の細かい構成に注意が向くようになるのです。

 

それは、フレーズに秘められた言葉の意味(想い)であったり、

 

あるいは、伴奏に秘められたメロディの盛り上がり(ドラマ)であったり、

 

そうした細部の表現を心がけようとする「余裕」が生まれるのです。

 

 

すご〜く単純な例ですが、、

 

伴奏の音量が小さい部分は、声のトーンを落として控えめに歌う、

 

伴奏の音量の大きい部分は、声のトーンを上げて張り上げて歌う、

 

というのが、一般的に、楽曲構成に対してバランスの取れた歌かと思います。

 

 

ところがですね。

 

まだまだ練習中で、なかなか歌い慣れていない曲の場合、、

 

伴奏の音量にお構いなしで、すべてを同じ音量で歌おうとする傾向があるのです。

 

・・・まあ、これはナツミ自身にも当てはまることなのですが(笑)。

 

 

歌詞と音程の注意で精一杯。

 

なので、楽曲構成の細部にまで意識が行き届かない。

 

 

この状態を乗り越えるには、、やはりその歌の基本を身に染みつかせる必要があります。

 

それを極論すれば、「同じ歌を1年は歌った方がよい」なのです。

 

 

昔のことわざで、「読書百遍、意自ずから通ず」というものがあります。

 

歌も同じく、「歌唱一年、意自ずから演ず」と言えるかもしれません。

 

 

あなたもぜひぜひ、ひとつの歌をじっくりたっぷり練習してみませんか。

 

1年間歌い続けた後、あなたにしか歌えない独特の味を持った歌に仕上がっている、

 

きっと、それも夢ではないと思いますよっ。

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