カラオケ上達実践バイブル

演歌・ポップスの共通点、プロ・アマの違い

関西のあるカラオケ大会に出場してきました。

 

この大会、歌唱ジャンルの比率は、演歌8割、ポップス2割といったところ。

 

ナツミの経験では、関西地区の大会ではポップス歌唱者が比較的多いと感じています。

 

関東の場合、演歌9割以上、ポップス1割未満という大会がほとんどなもので。。

 

 

演歌とポップスの入り混じったカラオケ大会。

 

入賞者を決めるためには、共通の基準で採点する必要がありますよね?

 

とは言え、演歌とポップスでは「聴かせどころ」や「表現方法」が異なります。

 

では、一体審査員の先生方は何を共通基準として採点をしているのでしょうか?

 

 

今回は、この大会の審査員の先生からいただいたお話をご紹介します。

 

審査員の先生は、聖川湧先生。

 

成世昌平さんの「はぐれコキリコ」や「鶴の舞橋」の作曲者としても有名です。

 

お逢いしたのはナツミも初めてですが、とてもユーモアのある話の楽しい先生でした。

 

 

で、評価にあたって、演歌やポップスといったジャンルに限らない共通の観点が、

 

少なくともひとつある、とのことでした。

 

 

その観点とは。。

 

ズバリ、「歌詞の聴き取りやすさ」。

 

 

つまり、演歌であろうがポップスであろうが共通して言えることは、

 

「歌詞の聴き取りにくい歌になれば高評価には結びつかない」ということです。

 

 

なるほど〜、これはある意味、歌の原点のお話ですよね。

 

ステージに立って大勢の人前で歌を披露する以上、

 

「何と歌っているか」が伝わらなければ、何を訴えているのかがわからず、

 

審査員も一般の聴き手の方も、評価のしようがないということです。

 

 

演歌を歌う方からすると、こういったお話は当然のように感じるかと思います。

 

しかし、ポップスを歌う方の場合はこの点の意識がものすごく重要なのです。

 

 

なぜなら、、特にビートの刻みの早いロック系のポップス曲の場合、

 

リズムを重視するあまり、発音がおざなりになってしまいがちだからです。

 

しかも、そういうタイプの曲に限ってサビが英詞のものが多いもので、

 

英詞のような発音の難しい部分こそは、特に大事に歌わなければならないのですが、、

 

残念ながら「ノリ」だけで歌詞をごまかしてしまう出場者もたまに見受けられます。

 

 

この場合、いくら歌唱テクニックに優れていても、評価には繋がらないよう。。

 

う〜ん、もったいない。。

 

 

さて、ここまでお話をしてきて、こんな疑問を持たれた方も多いのでは?

 

「プロのアーティストでも聴き取りにくい発音で歌っている人がいるけど・・・」

 

 

この件について先生は、

 

「プロの歌唱とアマチュアのカラオケの違い」とお話されていました。

 

 

プロのアーティストというのは、その人の姿や生き方も含めて表現者です。

 

聴き取りにくい発声の歌があったとしても、それもまた表現の一部。

 

そして、そのアーティストを評価するファンがいるかぎり、

 

その表現方法は「支持されている」と言えるものです。

 

 

しかし、カラオケ大会で歌うアマチュア歌唱者は、歌のみが表現のすべて。

 

しかも歌唱時間はせいぜいひとりあたり2分程度という短時間。

 

なのでもしも、発音に関してプロと同様の表現意識で歌ってしまった場合、、

 

あなたのその表現は、伝わる間もなく歌唱が終わってしまいます。

 

 

つまり「聴き取りにくい発声」という表現方法を聴き手に理解してもらうにしては、

 

あまりにも時間が短すぎるのです。

 

「理解されない芸術」で終わってしまうということですね。。

 

 

この部分が、プロの歌唱とアマチュアのカラオケとの違いなのです。

 

表現方法が同じであっても、プロのアーティストであるからこそ認められ、

 

またアマチュアゆえに理解をしてもらえない、ということがあるのですね。

 

 

いかがでしょう?

 

ナツミも大会でこのお話を聞いて、改めて「表現」の難しさを感じました。

 

 

「表現」は、わかってもらえてナンボ。

 

特にカラオケ大会のような短時間の場で、他者に披露し評価を委ねるのであれば、

 

聴き手にわかってもらえるような表現を心がける必要があります。

 

そのためにも、特に歌詞に関しては、

 

言葉がしっかり伝わるような歌い方をするべきかなと思います。

 

 

歌において、歌詞を正しく伝えるという表現方法は基本中の基本ですよね?

 

だからこそ歌詞の発音を大事にしていきたいな、とナツミは感じました。

 

 

カラオケでの表現方法について行き詰った際には、原点に返って、

 

「歌詞を正確にはっきりと伝える」ということを意識してみてはいかがでしょうか?

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