カラオケ上達実践バイブル

歌を自分のモノにするための3段階

・・・タイトルになにやら難しそうな文字が並んでいますねっ。

 

しかし、ご心配なく、ナツミがカンタンにご説明いたします♪

 

 

タイトルの「守・破・離」は、ビジネス用語としてよく使われる言葉で、

 

「しゅ・は・り」と読みます。

 

この用語は、人が技術を体得していく上での成長の3段階を表しています。

 

 

まず最初に「守」。

 

これは「教えを守る」という意味。

 

たとえば、あなたが新しい歌をカラオケで練習したいと思ったとします。

 

この時、あなたは何をお手本として練習するでしょうか?

 

その歌を歌っているアーティストのCDをじっくり聴いて「マネる」でしょうか?

 

あるいは、信頼しているカラオケの先生から歌の手ほどきを受けるでしょうか?

 

 

いずれにせよ、新しい歌を練習する際には、何かしらお手本を意識するものです。

 

そのお手本を「マネよう」とするのですね。

 

この段階を「守」と呼びます。

 

 

おっと、「ナツミは歌マネには否定的じゃなかったのか?」

 

と、昔からの読者さんは疑問に思われるかもしれませんね。

 

しかし、、ナツミが否定的なのは「歌マネ」というよりも「声マネ」であって、

 

歌唱の強弱や節回しなどといった技術的な部分については、

 

どんどんモト歌のアーティストの良いところを取り入れるべきだと考えています。

 

 

最初の「守」のステップは、新しい歌に「挑戦する」段階。

 

なので、技術的な部分については、まず徹底的にお手本から盗もうとしてください。

 

このようにして最初は、その歌の「輪郭」をまとめていきます。

 

 

次のステップは「破」。

 

これは文字通り、「教えを破る」ことを意味します。

 

「守」の段階で、十分に歌い方をマネたり教わったりして身についてくると、

 

どことなく「物足りなさ」を感じてくる段階に進んできます。

 

 

「モト歌ではこう歌っているけど、自分にはしっくりこないな・・・」

 

「先生はこう歌えと言っているけど、私はこう歌ったほうが良いと思う・・・」

 

など、歌に対する自分の「意見」が芽生え始めます。

 

 

これはある意味、自然な現象。

 

なぜなら、歌の表現スタイルって十人十色。

 

あるアーティストの表現スタイルが必ずしも別の人に合うとは限りません。

 

 

たとえば、、最近ナツミが練習している曲、五木ひろしさんの「山河」。

 

この歌、作曲者の堀内孝雄さんもカバーしているのですが、

 

それを聴いてみると、、五木さんの「山河」と表現方法が全然異なるのです。

 

五木さんは抑えながら想いが湧き出るような歌い方をしているのに対して、

 

堀内さんは感情をストレートに出したダイナミックな表現の歌い方をしています。

 

 

このように、歌にはそれぞれ「自分らしさ」に合った表現方法があります。

 

そうした、自分らしい歌い方を模索する段階が「破」なのです。

 

 

ある程度の基礎を身につけた段階で、

 

お手本を無条件に「マネる」ことに疑問を感じるようになるのは自然なこと。

 

むしろ、疑問に感じるようになって初めて、あなたが練習しているその歌は

 

「あなたが表現するにふさわしい、あなたのための『歌』」への段階に進むのです。

 

 

そのための格好の題材こそが、「守」の段階で守ってきた「教え」。

 

「教え」をベースに、あえて「教え」とは違うことを試してみるのです。

 

その結果、自分に合った歌い方、スタイルがだんだん見えてくるようになってきます。

 

 

そして最後のステップが「離」。

 

「破」の段階で、自分の歌い方を模索して、スタイルができあがった地点で、

 

あなたの歌唱はもう、あなたの魅力に合った固有のものに仕上がっています。

 

つまり、この地点でもう「お手本」は必要ないのです。

 

あなたが「守」「破」の段階で練習してきたその歌は、

 

これからはあなた自身の感覚で、細かい部分を「やすり掛け」していけば良いのです。

 

 

ここまで来ると、その歌に関しては「自立」した状態になります。

 

あとは、己との戦い。

 

歌に納得がいくかいかないか、それは自分自身で判断するしかありません。

 

このレベルにたどり着いて、ようやくその歌を「体得」したと言えるのです。

 

 

・・・いかがでしょう。

 

「守る」「破る」「離れる」、歌の体得のための3段階をご紹介いたしました。

 

 

ですが、実を言うとですね。。

 

多くの方が、「守」「破」の段階をぐるぐる回っているってことが多いのですね。

 

もちろんこれはナツミ自身も含めてのことですが。。

 

 

つまり、なかなか「離」としてあるべき「自立」までたどり着けないのです。

 

教えを習う、上手くいかない、、破ってみせる、でもしっくり来ない、、

 

やっぱりまた教えを習う、でも上手くいかない、、一体どうすれば??

 

のように。。

 

 

その原因はやはり、「守」の段階をしっかりクリアできていないからなのです。

 

なので、まず最初は、徹底的に素直に、教えを受け入れることが大事かなと思います。

 

モト歌の歌い方、強弱やイントネーション、歌詞の切り方やブレスの位置、

 

声の伸ばし方やその長さ、節回しやタメの表現。

 

これらすべてを、まずは徹底的にマネてみるのです。

 

で、それをしっかりと身につけたという自信をつけてから初めて、

 

「いや、自分だったらここはこうだな〜」という部分を徐々に試していけばよいのです。

 

 

歌でも何でも、まずは基本が大事。

 

そういう意味でも、カラオケ上達の3ステップの特に「守」の部分、

 

ここをしっかりと意識して練習していくのが良いかと思います。

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