カラオケ上達実践バイブル

『語るように歌う』その極意を発見

聴き手に歌を伝えるコツとしてよく、「語るように歌う」という表現が使われます。

 

これは昔ナツミが、お芝居系の芸能関係者から直接聞いたお話ですが、

 

「歌は語るように、芝居は歌うように」というのが演技の基本だそうです。

 

 

歌もお芝居も、その世界観を自分なりに表現するという意味では「演技」。

 

その演技の指針が、歌とお芝居ではあべこべだというお話、

 

当時のナツミはどことなく不思議に感じていました。

 

 

その昔、お芝居の道も志していたナツミですが、全く才能がなかったため断念(笑)。

 

ただ、歌のほうは今でも大好きで、今も昔以上に練習を積んでいます。

 

 

で、最近ナツミが常々頭を悩ませていたのが、先ほどのこの言葉。

 

「歌は語るように」という言葉の意味。

 

語るように歌うとはどういうことなのか。。

 

 

つい最近まで、ナツミの歌はこのように評価されていました。

 

「感情を入れすぎてて伝わらない」
「曲全編に渡って想いを込めすぎている」
「ただの情景描写の歌詞でさえどうしてそんなに力を込めて感情移入するの?」

 

 

つまり、ナツミの歌に対する想いが空回りしちゃってたのですね。。

 

感情を入れよう想いを込めようとするあまり、

 

力いっぱい迫ってくるような、聴き手に圧迫感を与える歌になっていると。

 

 

うん、、確かに・・・。

 

歌詞全編、一字一句すべてに感情を入れて歌うのは不自然ですね。

 

 

そもそも「感情を入れる」ことと「感情を伝える」ことは違うのでは?

 

 

・・・考えてみれば当たり前の話ですが、つい最近この事実に気づいたナツミ。

 

全編にわたって感情を入れて歌えば、きっと聴き手にも感情が伝わるはずだと、

 

そんなふうに思っていたのです。

 

 

しかし、それは大きな誤解でした。

 

そうではなく、以前聞いたような「語るように歌う」ことこそが、

 

「聴き手に物語を届ける」意味において、想いを伝えるということだったのです。

 

では、「語るように歌う」ためには、一体どうすればよいのでしょうか。

 

 

ナツミは最近気づいてしまったのです、その極意に。

 

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その極意とは。

 

「子供にむかし話の絵本を読んであげるような感覚で歌う」ということ。

 

 

「?」とお思いのあなたっ。

 

今からそのココロをご説明しますね〜。

 

 

たとえば、、むかし話の代表作とも言える「ももたろう」。

 

みなさんご存知、主人公の桃太郎が悪い鬼を懲らしめに行くお話ですね。

 

 

さて、あなたがこの「ももたろう」の絵本を子供に読んであげるとしましょう。

 

その時あなたは、、主人公の桃太郎に感情移入しまくって読みますか?(笑)

 

 

「きびだんごをひとつあげましょう」という文章を読むときに、、

 

それこそ自分自身が桃太郎になりきったかのように、犬や猿や雉に対して

 

「おお、お腹をすかせてなんてかわいそうに・・・」

 

という慈悲の想いを込めながら情感たっぷりと読み上げますか?(笑)

 

 

・・・不自然ですよね?

 

これではいくら情感が入ったところで、子供には伝わらないと思います。

 

 

「むかし話を語る」とは、こういうことがあったんだよと「伝える」ということ。

 

そこに必要なのは、情感よりもむしろ「正確さ」。

 

つまり、言葉を正しく伝えるということが大事なのです。

 

 

言葉を正しく伝えるためには、言葉を丁寧に話さなければなりません。

 

発音が正しくなければ、単語が正しく伝わりません。

 

話すスピードが速すぎれば、単語が正しく耳に入りません。

 

 

言葉が正しく伝わらないと、聞き手は物語を正確に理解できないのです。

 

それはつまり、あなたの語っている通りに理解されないということ。

 

 

逆に、正確に伝えることを意識して言葉を大切にお話をするならば、、

 

聞き手はあなたの物語る世界観を「イメージ」として感じるようになります。

 

つまり、物語の想いは無意識に聞き手に伝わるということなのです。

 

 

あなたは、物語の「想い」を伝える必要はありません。

 

物語を構成する「言葉」を正確に伝えればよいのです。

 

そして「言葉」さえ正確に伝われば、

 

あとは聞き手が頭の中で「物語」の世界観を無意識に膨らませていくのです。

 

つまり、感情とは聞き手が無意識に膨らませていくもの、ということなのです。

 

 

これが、物語における「語る」→「伝わる」の原理。

 

さあ、ではこの原理を歌唱に当てはめてみましょう。

 

 

歌の世界観を聴き手に伝えるためには、

 

「感情を大げさに歌って伝える」のではなく「言葉を正確に語って伝える」のです。

 

あなたの感情ではなく、あなたの発する言葉ひとつひとつが、

 

しっかりと聴き手に届くように丁寧に歌えばよいのです。

 

 

歌で、感情を入れすぎて発音が崩れたり抑揚がオーバーになりすぎたりすると、

 

肝心の言葉そのものが聴き取りづらいものになってしまいます。

 

これでは聴き手は、歌の世界を正確に「イメージ」することができませんよね。。

 

 

つまり、「語るように歌う」とは、むかし話を語るように、

 

「感情ではなく言葉を『正しく』『丁寧に』伝えるように歌う」ということ。

 

これがナツミ流の、「語るように歌う」極意です。

 

 

いかがでしょう?

 

「感情を伝えるためには、感情を伝えるように歌わない」ということ。

 

ここで、感情ではなく言葉を伝えるように歌えば、感情は伝わるのです。

 

 

・・・不思議に思いますかっ?

 

そうお思いであれば、ぜひぜひカラオケボックスで試してみてください〜。

 

あなたがよく歌う曲、歌詞の言葉ひとつひとつの発音を丁寧に歌ってみるのです。

 

聴き手のあなたの歌に対するイメージはこれまで以上に鮮明になると思いますよっ。

 

ぜひぜひ試してみてくださいね♪

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