カラオケ上達実践バイブル

フレーズに『語り』を入れる歌い方

先週のメルマガで、「語尾をふっと弱めて歌うことで語りに余韻が残る」

 

というお話をしたと思います。

 

その後、歌での「語り」方についてたくさんのおたよりをいただきました。

 

今日はその中から、「なるほど〜」と思った一通を紹介いたします。

 

 

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こんにちは、いつも愛読してます。
さっそく用件に入らせてくださいね。

 

 

 1:私【は】あなたが好きなの

 

 2:私はあなた【が】好きなの

 

 3:私はあなたが好きな【の】

 

 

上の3行、強調したい助詞とか接尾辞を【】でくくってみました。
それぞれ、気持ちの込め方が違うと思います。

 

で、今ここで注目したい点は、【】でくくらなかった助詞や接尾辞です。
つまり、気持ちの込め方に注目すると、
「抜いて」歌ってもよい助詞とか接尾辞が見えてくると思います。

 

この「抜いて」歌ってもよい助詞などは、
もちろんおっしゃる通り、「いい加減に」「雑に」歌ってはだめで、
「丁寧に」「弱く」歌うべきだと思います。

 

このやり方は「余韻を残す」効果はあまり期待できませんけど、
「すべての言葉をハッキリ歌」いすぎてるなぁ、とフト気がついたとき、
実践すると、「語り」っぽく聞こえる効果はあるようです。

 

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先週のメルマガでナツミは、歌詞の「語尾」に注目してお話ししましたが、

 

ここでは「助詞」の歌い方を意識することで、「語り」を表現できる方法を

 

紹介していただきました。

 

ナツミにとっても、これは意外な盲点でした。

 

たしかに、「強調すべき」助詞、「抜いてもよい」助詞、考えられますね。

 

 

おたよりの例で言うと、、

 

1は、相手を好きだという「私」の想いを、

 

2は、私が好きな相手は「あなた」なのだという想いを、

 

3は、「私はあなたを好きだという気持ち」をあらためてわかって欲しいという想いを、

 

それぞれ表現できる歌い方になると思います。

 

 

で、ここで大事なのは、歌い方1・2・3を選択するのは、

 

歌い手自身・・・つまりあなたの歌詞への解釈がモトとなるのです。

 

言い換えると、あなたがその歌詞からどのような想いを抱くかによって、

 

意識して使い分ければよいということです。

 

 

歌詞分析のお話にも繋がりますね。

 

では、あなたがカラオケの練習をしている曲について、

 

ワンフレーズごとに、歌詞の「助詞」に注意をしてみてください。

 

そして「そのフレーズにおいて、あなたが伝えたい想いはいったい何なのか?」、

 

そこを突きつめて考えることで、強調する「助詞」が決まってくるのです。

 

 

強調する「助詞」が決まれば、同時に抑える「助詞」が決まります。

 

それは、今回ご紹介したおたよりの中にもありますが、

 

強調しなかった助詞ということになりますね。

 

ではここで、強調しない(=抑えて歌う)助詞を{}くくりにしてみましょう。

 

 

 1:私【は】あなた{が}好きな{の}

 

 2:私{は}あなた【が】好きな{の}

 

 3:私{は}あなた(が}好きな【の】

 

 

のように、{}くくりの助詞を、やや抑えた調子で歌ってみるのです。

 

そのことにより、フレーズそのものがメリハリのついた表現になるはずです。

 

 

もしイメージがつかなければ、逆に、すべての助詞を強調して歌ってみてください。

 

 

 私【は】あなた【が】好きな【の】

 

 

・・・ものすごく、押し付けがましいフレーズになりませんか?(笑)

 

 

「語り」の極意は「引き」・「抑え」。

 

わざと発声を抑えることによって、聴き手の注目を引き付ける効果があるのです。

 

とは言え、フレーズの名詞部分を無意味に抑えすぎると、言葉が聴き取れなくなります。

 

そういう意味でも、抑える効果として、「助詞」の歌い方を工夫するのがベストなのです。

 

 

・・・ということを、ナツミ自身、今回おたよりをいただいて確信いたしました。

 

実際、ナツミもおたよりをいただいた後にカラオケで試してみましたので。。

 

 

読者のみなさまも、「助詞」の歌い分け、ぜひ一度試してみてくださいね〜。

 

あっ、もちろんそのためには、事前の「歌詞分析」が大事になりますよっ。

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